〜高血圧と食塩量。はかりを使って体感する食選力〜
2025年8月22日、「shitagoya」にて、なとりえ健康ラボ主催のランチイベントを開催しました。
今回のテーマは 「高血圧と食塩量」。
「健康診断で血圧を指摘された」「家族に高血圧の人がいる」——そんな声に応えるべく、“食べて学ぶ”セミナー型ランチを企画しました。
■ 食べる前に“量って知る”。「はかり」で自分の適量を体験!
今回のイベントでは、はかりを使い、
ご飯の量を実際に盛り付けながら確認していただきました。
自分の食事の“基準”を知ることは、健康づくりの第一歩。実際に食べてみることで
日頃の量や塩味と比較していただき、
「このくらいなら続けられそう」
「意外と少なくても満足感ある!」
といった声が上がりました。
■ 減塩は我慢じゃない。色・香り・組み合わせで楽しむ!
高血圧対策=減塩、と言われますが、「ただ塩を減らすだけ」では、続けることができません。
今回は“減塩のコツ”として、
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色を取り入れて見た目の満足感をアップ
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香草やだし、酸味で味に変化をつける
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素材の組み合わせで自然な旨味を引き出す
という3つの工夫を、実際のメニューの中で体験していただきました。
たとえば、鶏むね肉は香草パン粉焼きに。
しっとりジューシーに焼き上げ、香り豊かなパン粉で物足りなさを解消。
焼き野菜のマリネや南蛮漬けには、酸味と甘味のバランスで、塩を減らしても満足できる味わいに仕上げています。
■ この日のメニューはこちら!
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雑穀米
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鶏むね肉の香草パン粉焼き
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焼き野菜のマリネ
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大豆と野菜の和風ミネストローネ
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さかなの南蛮漬け
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フルーツのジュレ
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米粉クッキー
彩り豊かで、目にも楽しいお皿たち。
減塩=地味というイメージが覆されたという参加者の声もいただきました。
■ 食選力を育む。大人の「食育」始めませんか?
今回のイベントで改めて感じたのは、「知識と体験」をセットで得ることの大切さです。
どんなに情報を得ても、自分の体と結びつかないと実践につながらない。
だからこそ、五感を使って「なるほど」「おいしい」「ちょうどいい」と体感する時間が、何よりの学びになります。
私たちはこれを【食選力】と呼んでいます。
自分や家族にとって何が“よい食事”なのかを見極める力。
それを育むことが、食育の本質だと考えています。
■ 次回予告:9月は「高コレステロール対策ランチ」
次回の「なとりえ健康ラボ@したごや」は、9月26日(金)に開催予定。
テーマは「高コレステロールにアプローチするランチメニュー」。
今後のご案内は公式LINEやInstagramでも発信していきます。ぜひチェックしてみてください!