30年続けて、ようやく見えてきたこと。

先日、AIにプロフィールを作ってもらいました。

出来上がった文章を見て思わず二度見。

「管理栄養士歴30年」

「いやいや、まだあと2年あるんだけど…。」と、一人でツッコミを入れながら(笑)、それ以上に驚いたのは、「私、もうベテランなんだ」ということでした。

実は、私は子どもの頃から「管理栄養士になりたい!」と強く憧れてなった職業ではありません。

進路選択の都合上といいますか…

 

だからこそ、「管理栄養士はこういう仕事」という固定観念に縛られることなく、目の前にやってきた仕事を「面白そう」と思って飛び込んできたように思います。

学校給食、公務員、特定保健指導、企業での健康経営、食育、防災、地域活動…。

その時々で夢中になって取り組んできただけでした。

でも振り返ってみると、すべてが「食」を通してひろがる仕事でした。

そして、その一つひとつの経験が、今の私をつくってくれています。

30年近くこの仕事を続けてきて、今、改めて思うことがあります。

管理栄養士という仕事は、もっともっと社会の役に立てる仕事だ。

だからこそ、少しもったいないと感じるのです。

「献立を作る人」「栄養指導をする人」というイメージだけで語られてしまうのは、本当にもったいない。

管理栄養士の仕事は、食事だけを見ているわけではありません。

その人の背景にある”暮らし”を見ています。

家族のこと、仕事のこと、子育て、介護、地域とのつながり…。

「食」を切り口に、人や地域、企業、そして社会全体を元気にできる可能性を持った仕事です。

私は、この30年でそのことを現場から教えてもらいました。

だから今は、この仕事の魅力をもっと多くの人に伝えていきたいと思っています。

子どもたちが将来の夢を考えるとき、

「管理栄養士って面白そう。」

そんな選択肢が、もっと自然に浮かぶ社会になったら嬉しい。

それが今の私の、小さくて大きな夢です。


今週のひとこと

「目の前の仕事を面白がっていたら、30年後に、この仕事の可能性を教えてもらっていました。」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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筆者
管理栄養士 石田美枝

株式会社Office Nutrie 代表
健康経営支援、食環境づくり、栄養相談などを通して
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